片桐産業

椅子のやすらぎ、木のぬくもり

  1. TOP
  2. 先輩の声 - 山田さん

先輩の声

Q.仕事の内容は

主に飲食店に納品される家具を塗装します。弊社で使用する塗料は3種あります。
よく使う物はウレタン塗料と言って、ウレタン樹脂の塗料です。主剤に硬化剤を入れる2液性のタイプです。
2つ目はラッカー塗料です。シンナーで希釈するもので、化学変化を起こさないので、乾いた後でもふき取ることができます。
3つ目は、オイル塗装です。布で刷りこみ仕上げる塗料です。鉱物油が多いものと、植物油が多いものがあります。
難しい点は、天板など広い面にほこりが乗らないように塗装する事。また、色合いを合わせて均一に塗ることが難しいです。
最終工程の為、お客様に満足して頂けるよう特に気合が入ります。

Q.入社のきっかけは

以前の夢は、自動車の開発に携わることでした。学生時代は意匠の分野から。社会人になってからは、機械設計の分野から挑戦しました。しかし、その夢は、叶うことができませんでした。
新たな目標を探す中、デザインの現場という雑誌に出会いました。廃刊になった雑誌ですが、最終号の特集が「デザインを支える職人」という内容でした。
学生時代、デザインの授業で著名な建築家の方から講義を受けました。建築家は歴史に名を残す椅子を作ることがステイタス。過去の建築家がデザインした椅子の講義を聞き、家具について興味がありました。
その雑誌には、著名な建築家やデザイナーから椅子の試作依頼される職人の記事が載っていました。
デザイナーのひらめきを形にする。その仕事はデザイナー同等に創造性が必要。その記事を読み、家具職人に興味を持ち、ハローワークで求人票を探していたところ片桐産業に入社を志望しました。

Q.仕事のやりがいを感じたり、好きなところは?

つい先日、業務で大きな失敗を犯してしまいました。取引先の営業の方と面会し、今回の失敗を謝罪しました。
叱責されるのではと思っていました。ところが「今後も難しい仕事を依頼すると思いますが、精進してください。」というような、うれしい言葉をいただきました。
以前勤めていた所では、大きな失敗をすると違う仕事に回されることが多かったですが、片桐産業ではもう一度、チャレンジするチャンスをもらえる。そういったところに、やりがいを感じました。

Q.今の仕事に就いてよかったと感じることは?

自分たちが製作した家具を、街で見かけたり、テレビに映っているのを見たときです。東京で有名なパンケーキ屋の椅子を製作する仕事がありました。そのパンケーキ屋は社会現象になったほど、有名な店で何度もテレビに映り親に「この椅子、自分が塗ったんやで。」と伝えたところ、喜んでくれました。そのときに感じました。

Q.職場の雰囲気は?

製造業ではめずらしく女性が多く活躍する現場です。また年配の方々も多く比較的穏和な環境です。
新しい人でも働きやすいのでと思います。
福利厚生の面では、体力作りのためにトレーニングルームがあります。日頃のストレスを発散させてもらってます。

Q.休日の過ごし方は?

美術館にドライブに出かけて、作品を鑑賞した後、周囲を散策したりします。
BMXと言って、小型の競技用自転車を軽自動車に積んで、知らない街をサイクリングするのが楽しいひと時です。

Q.この仕事を通しての夢を教えてください

いつかあこがれのデザイナーがデザインした家具を仕上げてみたいです。深澤直人さんのプロダクトが好きなので、深澤さんの仕事に携われたらなと思っています。

Q.ホームページを見ている方、これから就職先を探す方たちにメッセージをお願いします

就職は選択の連続です。自分も不合格通知が続く中、突然合格通知をもらうことがあって、この企業でほんとにいいのかと迷うことがあります。辞退をすることもありました。決断するのは自分ですが、それまでにいろいろな人の話を聞くことが大切だと思います。

先輩の声

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせは、下記の番号へお願い申し上げます。

TEL 052-444-6066

Eメールでのお問い合わせは、下記のアドレスでご送付いただきますよう、お願い申し上げます。

katagirisangyo@gol.com

オイル接着剤 おがくーず

page top